日時:平成29年2月14日(火)13:00~16:00
場所:札幌駅前ビジネススペース 2J
NPO法人北海道グリーンファンド主催の第2回省エネルギー行動研究北海道交流会の開催結果です。
報告1 「省エネ型冷蔵庫買替キャンペーンの結果報告」
札幌市環境局環境都市推進部エコエネルギー推進課 野村 和央 氏
札幌市が平成26年度に実施した4つ星以上の冷蔵庫買い替えた市民先着1万世帯に市内27
の商店街で使える地域商品券5千円を交 付する事業
実績 申請件数7,980件(に商品券5千円を交付。)
想定削減効果 1世帯あたり 580 kWh
市内全体 4,626 MWh
わかったこと 買い替え前の冷蔵庫の使用年数 平均14.1年(札幌市民は平均15年で冷蔵庫
を更新)
買い替えの動機 買い換えるタイミングだった 75.1%
電気料金を抑ええるため 32.4%
商品券が交付されるため 11.2%
キャンペーをどこで知ったか(広報札幌は意外と情報源になっている。)
店舗 68.1%
広報さっぽろ 23.2%
新聞 6.1%
情報誌 4.3%
報告2 「冷蔵庫をめぐる状況と電気代そのまま払いについて」
国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センター
高瀬 香絵 氏
1 冷蔵庫はどのくらい電気を使っているか
年間561kWhくらい → 最新の冷蔵庫は170kWhくらいなので
→ 買い替えで561-170=391kWh/年減らせる!!
2 冷蔵庫買い替えのきっかけ
故障 20%
冷えない 37%
省エネ 18%
3 買い替え意識調査
5年で電気代の元が取れたら買い換えるか 55%替える
7年で電気代の元が取れたら買い換えるか 50%替える
「電気代そのまま払い」があったら冷蔵庫は買い換えるか 冷蔵庫は78%
(そのまま払いなしでは48%)
※「電気代そのまま払い」とは
冷蔵庫等の買替費用をファンドやエネルギー事業者等が最初に肩代わりし、電気代は前のまま払うことで省エネ相当分を何年かかけて返済にあてる仕組みです。見かけ上家計の支出は今までと変わらず、機器の購入費用を払うことなく冷蔵庫は新しくなり、省エネ分のCO2排出量は減ります。公共事業等で行われている初期投資の必要がなく、省エネ分で運用するESCO(Energy Service Company)事業の家庭版のようなものです。道内では下川町で家庭の冷蔵庫を対象に実証実験が行われています。
報告3 「まちで一番古い冷蔵庫コンテスト」 NPO法人上田市民エネルギー 藤川 まゆみ 氏
上小地域で一番古い冷蔵庫を探せ
→ (10年以上前に購入した冷蔵庫を対象に)優勝者には新しい冷蔵庫を進呈
記者会見 新聞4社、ケーブルTV 、Facebook、チラシ、口コミ
結果 応募総数 104
優勝冷蔵庫(昭和39年)
賞品(企業協賛金により購入)の冷蔵庫と入れ替え
ニュースには、当事務所関連のニュース、当事務所が実際に参加した環境に関するセミナー等の内容を紹介しています。
「行政書士事務所 環境」の
武田 義(ただし)は、環境
保全に関する法令(大気汚染
防止法、水質汚濁防止法、廃
棄物処理法など)について、
長い実務経験があります。
<<保有資格>>
・行政書士
(登録番号10012321)
・ISO14001
JRCA EMS審査員補
(EMS-C21350)
・HES
(北海道環境マネジメント
システムスタンダード)
主幹審査員(H035)
・環境カウンセラー
(事業者部門、
登録番号2011101001)
・エコアクション21審査人
(認定・登録番号140012)
・地域カーボン・カウンセラー
・産業廃棄物処理業の許可申請
に関する講習会(新規)収集運
搬課程及び処分課程修了
(第115060028号及び
第215108045号)
・行政書士用電子証明書取得
(セコムパスポートfor G-ID)
・GBizIDプライム取得
・日商PC検定データ活用(ベーシック)